外食でも減塩は回せる。失敗しにくくする考え方

外食は、減塩にとって不利な条件がそろっています。

だからこのページでは、完璧を狙うのではなく、「失敗しにくく回す」考え方を整理します。

外食は70点でOK。戻せる設計があれば、それで十分です。

外食で減塩は「完璧」を狙わなくていい

外食で毎回100点を狙うと、ほぼ確実に疲れます。我慢が増え、判断が増え、次第に続かなくなり厄介です。

外食は「うまくやる場」ではなく、大きく外さないように回す場と考えます。70点で十分。大事なのは、その後に戻れる設計を持つこと。

まず警戒するのは「液体」

外食で一番ズレやすいのは、固形よりも液体です。スープ、汁物、つゆ、ドレッシング。塩分は、だいたいここに集まっています。

ラーメン、うどん、味噌汁は「全部食べる料理」ではなく、具だけ食べる前提で考えると楽です。

「全部飲まない」を、特別な我慢や根性にしない。最初からそう扱う。それだけで、体重の増え方や口渇の出方は大きく変わります。

タレ・ソースは「量を自分で決められるか」で選ぶ

タレやソースが付く料理では、量を自分で決められるかどうかが判断基準になります。別添えを選べるなら、それだけで事故率は下がり、最初から全部かけないことが重要です。

まずは少量。「これで足りるか?」を一度確認する。足りなければ足せばいいだけです。最初から全部使う必要はありません。

味が濃い料理を「主役」にしない

唐揚げ、照り焼き、丼物。これらをゼロにする必要はありません。ただし、主役にしない。量、頻度、組み合わせで調整します。

濃い料理を単品完結させず、白ごはんや薄味の副菜と組み合わせて使うことです。この意識があるだけで、外食はかなり回しやすくなります。

調理法で失敗しにくさは変えられる

同じ食材でも、調理法によって塩分の入り方は変わります。焼き・蒸し・茹では、比較的調整しやすい。

揚げ物や煮込みは、味が中まで入りやすく濃くなりがちです。見た目の「ヘルシーさ」より、調整しやすそうかどうかを基準に選びます。

「風味」で満足できる料理を選ぶ

満足感は、塩味だけで決まるものではありません。だし、香り、油。これらがある料理は、塩が控えめでも成立しやすいです。

食べる前に「これで足りそうか?」と一度考えるだけで、選択はかなり安定します。

ご飯は「味の薄い避難場所」として使う

濃いおかずを、そのまま食べ続けない。

ご飯で口をリセットする。

ご飯は、減塩における避難場所です。

無理におかずだけで完結させなくていい。

一食で帳尻を合わせなくていい

外食が濃くなるのは前提です。その場で完璧に戻そうとしない。

次の食事で戻す。うまくいかなければ、1週間で調整する。減塩は、一食勝負ではありません。

「今日は外食」と割り切る日があってもいい

外食の日は、基準を切り替えていいと思っています。

無理に我慢すると、長くは続きません。減塩は、短期戦ではなく長期運用です。

迷ったときの判断基準

どうしても迷ったら、この2つだけ。

  • 量が少なそう
  • 調整しやすそう

正解探しより、失敗しにくさを優先する。それだけで、外食は十分回せます。


次は、食事の選び方で減塩のポイントを再確認しませんか? →「食事の選び方 目次」


よくある質問

Q1. 外食が続くと、減塩の意味がなくなりませんか?

A私の場合は、意味がなくなるとは考えていません。

外食が続く時期もありますが、その前後の食事で戻せれば十分だと思っています。

減塩は一食ごとの勝負ではなく、流れで回すものだと考えています。

Q2. ラーメンや丼ものは避けたほうがいいですか?

A.完全に避ける前提にはしていません。

スープを全部飲まない、量を決める、ご飯で調整するなど、失敗しにくい扱い方に切り替えています。

Q3. 外食のたびに気をつけるのが疲れます。どう考えていますか?

A.毎回細かく判断しようとすると、確かに疲れます。

私の場合は、「量が少なそうか」「調整しやすそうか」だけを見るようにしています。

それだけでも、外食はかなり楽に回せるようになりました。