減塩がうまくいったかは、食べている最中や夜に決めなくて大丈夫で、自己評価を急がないだけで運用は安定します。
透析の場合は体重に結果が出やすいので、体重計は裁く道具ではなく、判断を修正するためのセンサーとして使えます。
体重が動きにくい日は口渇やむくみ感も点数化し、翌日の数字と感覚で次の調整を決めていきます。
体重計は「裁く道具」ではなく「確認する道具」
特に透析患者の場合、体重は体内の水分量をそのまま反映しやすく、減塩の結果を 数字として確認しやすい立場 にあります。
- 塩分を多くとった
- 口渇が強くなった
- 飲水量が増えた
この流れは、翌朝の体重や透析前の数値 に比較的はっきり表れます。だから透析患者にとって体重計は、反省のための道具ではなく、判断を修正するためのセンサー です。
体重だけに頼らなくてもいい
一方で、体重の変化が出にくい人もいます。その場合は、感覚を点数にして一緒に見れば十分です。
- 口渇の強さ
- 体の重さ、だるさ
- むくみ感
- 血圧の変化(測っている人は参考に)
数字と感覚を点数にして並べて見る。どちらか一方だけで結論を出さない。それだけで、判断はかなり安定します。
その場で反省しない、翌日で確認する
減塩は、「うまく食べられたか」を競うものではありません。
- 食後に反省しない
- その日の夜に自己評価しない
- 翌日、体重と体感を見て判断する
増えていたら「失敗」ではなく、次の食事や次の数日でどう調整するかを考える材料が増えただけ。減塩は、正解を当て続けることではなく、修正できる運用を続けることです。
次に読む:①減塩が必要 まとめ(減塩の土台を整理して、②の選び方へつなぐ)